【初心者向け】ランニングウォッチで出来ることと選び方のポイント

ランニングウォッチの選び方
  • スマホを持って走りたくない。
  • ランニングフォームを改善したい。
  • ランニングの記録をデータで管理したい。
  • ランニングウォッチでどんなことが出来るの?

今回はそんなお悩みや疑問を解決します。

本記事の内容
  • ランニングウォッチとは
  • ランニングウォッチで出来ること
  • ランニングウォッチを選ぶ3つのポイント
  • 【2022年】初心者にオススメのランニングウォッチ

今回はそんなお悩みや疑問を解決します。(2022年6月追記)

本記事の執筆者

ふかまる

ふかまると申します。元箱根駅伝選手、ランニング歴は20年以上。小学生〜大人まで指導経験があります。

「ランニングウォッチはエリートランナーの証。だから私にはまだ早い。。。」

とお思いの方。決してそんなことはありません。

むしろ、初心者こそランニングウォッチをフル活用すべきです。

なぜなら、ランニングウォッチは初心者のスキルアップをサポートしてくれるアイテムだからです。

例えば、こんなことを思ったりしませんか?

自分が走っているスピードが分からない

自分のランニングフォームが合っているのか分からない。

そんな時にランニングウォッチがあれば、ランニングコーチのように客観的なデータや具体的なアドバイスを示してくれます。特に近年のランニングウォッチは機能が充実し、GPS機能の精度も上がっています。モデルによっては小さなデバイスの中に音楽をダウンロードさせることも可能です。それに重たいスマホを持ちながら走るのは「効率的なランニングフォームを身につける」上でもよくありません。ランナーにとってランニングウォッチは必須アイテムと言っていいでしょう。

そこで今回は、ランニング初心者の方に向けて「ランニングウォッチに出来ること」や「ランニングウォッチの選び方」をご紹介していきます。

目次

ランニングウォッチとは

タイム以外にもさまざまなサポートをしてくれるランニングウォッチ。シンプルなモデルから多機能なモデルまで様々あります。

機能が多いほどいいわけではなく、目的に合ったものを選ぶことが大事。なぜならランニング中に操作することもあるので、軽さや文字の見やすさなども重要だからです。

ランニングウォッチで出来ること

主な機能をまとめました。

  1. GPS機能
  2. 音楽再生機能
  3. 心拍測定機能
  4. コーチング機能
  5. フォーム解析機能

①GPS機能

リアルタイムで位置情報を測定。走る速度や距離を表示します。データがそのまま練習日誌として残るので楽しみながらモチベーションの向上に繋がります。

正確性をどこまで求めるのかによってモデルが変わってきますが、数年前に比べて全体的にGPS機能の精度が上がっています。

ガーミン距離タイムカロリー
アプリ Garmin Connect より抜粋
ガーミンペース
ガーミンペースピッチ

②心拍測定機能

手首の血流や胸に巻くベルト(別売)から心拍数を測定。就寝時の睡眠の質を測定するモデルも。

心臓への負担度が見える化され、適切な負荷でトレーニングができます。

③音楽再生機能

スマホなしでウォッチからBluetoothで繋いで音楽や音声を聴けます。

④コーチング機能

心拍数や距離などのデータからトレーニングの成果や目標を見える化。体力の回復(リカバリー)に必要な時間も示してくれます。

⑤フォーム解析機能

腰に付けるセンサー(別売)タイプとウォッチ本体のみで計測が可能なタイプがあります。

接地時間の左右差など、ランニングフォームの課題発見にも貢献。ケガのリスクを減らし、効率的な走りができるのでタイムの改善にも繋がります。

アプリ Garmin Connect より抜粋

初心者がランニングウォッチを選ぶ3つのポイント

「とはいえふかまるさん、機能がたくさんあるのは分かったけど、どうやって選べばいいの?」と思われるかもしれません。

そこで、ランニング初心者がランニングウォッチを選ぶ上で「このポイントだけは押さえましょう」というポイントを3つ厳選したのでご紹介します。

①GPS機能がついているモデルを選ぼう

ふかまる

ランニング初心者はGPS機能が搭載されているモデルを選びましょう。

自宅付近を走る場合、ランニングコースの距離が分からない場合も多いと思います。GPS機能があれば自動的に走行距離とペースを確認出来ます。

特にランニング初心者の方は、スピードの上げ過ぎに注意するという意味でもペースを知っておくことは重要。

走ることに慣れてきたら自分にとって心地よいペースを毎日のランニングで確認することができます。いつもと同じペースで走っているつもりなのに意外と遅かったという場合には疲労が溜まっているのかもしれません。

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③心拍測定機能がついているモデルを選ぼう

ふかまる

ランニング初心者は心拍測定機能が搭載されているモデルを選びましょう。

ランニング初心者の方は、ご自身の身体への負荷を見誤ってしまう場合が多いです。心拍数を可視化することができれば、自分の感覚だけを頼りにするのではなく、客観的にトレーニング計画を立てることができます。

また、別売りの胸ベルトを使用することで、スピードを上げたインターバルトレーニング(心拍変動をもとにスピードを変化させるトレーニング)などでも正確に心拍数を測ることができます。

③ランニング中に音楽を聴くかどうかを決めよう

ランニング中はスマホで音楽を聴いているという方も多いのではないでしょうか。

ふかまる

音楽でモチベーションアップしたい方は音楽機能が入ったモデルを選びましょう。

逆に音楽を聴かない方は音楽機能が入っていないものがいいでしょう。5,000円ほど安く購入できます。

【2022年】初心者にオススメのランニングウォッチ

それでは上記の選び方の基準に合った初心者にオススメモデルをご紹介していきますね。

ふかまる

自分にあったものを選んでみてください!

(すべてGPS機能付き)

①音楽を聴く方向け

先に紹介するものほど、「④コーチング機能」や「⑤フォーム解析機能」が充実した高機能モデルになります。

ガーミン ForeAthlete245 Music

人気機種245モデルの音楽再生機能付きモデル。キャンペーン期間中はランニングダイナミクス(腰に装着するセンサー)がセット。より精度の高いフォーム分析機能が使用できます。

(245モデルの上位モデルに「745モデル」「945モデル」がありますが、初心者にはオーバースペックだと思います。)

ガーミン VENU SQ Music

スマートウォッチ+ランの用途で使いたい人向け。Suicaに対応。カラーバリエーションが豊富で女性に人気機種。フォーム分析機能は無し。

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ガーミン(GARMIN)
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Apple Watch SE

GPS機能や心拍測定機能は搭載しているが、ガーミンの正確性に比べると・・・。

音楽はApple Musicとも同期可。ID、QUICPay、Suicaにも対応。

②音楽を聴かない方向け

ガーミン ForeAthlete245

キャンペーン期間中はランニングダイナミクス(腰に装着するセンサー)がセット。より精度の高いフォーム分析機能が使用できます。

ガーミン ForeAthlete55/55S

ForeAthlete245の下位モデル。呼吸、睡眠モニタリング、ストレスレベルなどのライフスタイル機能も充実。フォーム分析機能は無し。

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ガーミン Forerunner 255/255 Music

2022年6月に「ガーミン Forerunner 255」が発売されました。

旧モデル(245・745)との比較は次の記事にまとめましたので、是非ご覧ください。

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COROS Pace2

COROS社のPace2についても次の記事にまとめました。

ランニング時のみ使用されるのであれば、Pace2もオススメです。

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まとめ

今回は「ランニングウォッチに出来ること」や「ランニングウォッチの選び方」などについてお伝えしていきました。

ランニング初心者の方は、主観的な感覚を掴みづらいです。ですが、もしランニングウォッチがあれば、「GPS測定機能」や「心拍測定機能」を使用することで、客観的なデータから適切なトレーニング負荷を見定めることができるでしょう。今回お伝えした機能以外にもランニングウォッチには様々な機能が搭載されています。決して安くはない買い物ですが、本格的に走り始めるなら買って損することは絶対にありません。

以上、今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。

それではまた次回!

ランニングウォッチの選び方

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プロフィール

ランニングアドバイザー|元箱根駅伝選手|ランニング歴20年以上|大学ではスポーツ科学専攻|小学生〜大人まで指導経験有り|楽しいランニングライフを送ってもらうべく、ランニングの魅力&継続のコツを丁寧に発信していきます

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